AudioThing 『Outer Space』 36%OFF ¥7,506→セール価格¥4,787
お久しぶりの、プラグインのレビューです!
今回はAudioThingのテープエコー 『Outer Space』についてです。
AudioThingの製品を使うのは実は初めてなのですが、テープエコーが気になったので使ってみました。
このプラグインはテープエコーの名機「Roland RE-201 Space Echo」をモデリングしています。
RE-201をモデリングしているテープエコーは他にもあります。
例えば、UAD-2の『Galaxy Tape Echo』やArturiaの『Delay TAPE-201』です。
その中でもコストパフォーマンスが1番良くおすすめのプラグインです。
ボーカルmixでのおすすめ設定
テープエコーの使い方は以前、Wavesfactory『Echo Cat』で説明しています。
動画でまとめているので、まずはこちらをご覧ください。
このEcho Catと基本的な設定は同じです。重要な設定だけ赤文字で書きます。それ以外はデフォルトで良いので黒字にしておきます。
SEND・WETONLY・STERO
それぞれECHO・ON・OFFに設定してください。
HEAD1~3
それぞれPANを中央、R100%、L100%にしてください。
MODE SELECTOR
どのヘッドを鳴らすかの設定です。11に設定します。
ヘッド1~3とリバーブが鳴る設定です。
REPEAT RATE(SYNCをONにしていじらない)
遅延の長さの設定です。各ヘッドの設定を個別に設定するので、REPEAT RATEのつまみはいじらないでください。SYNCをONにしてヘッド1・ヘッド2・ヘッド3が一つずつ早くなる設定にしておきましょう。例えば、ヘッド1が1/8 D、ヘッド2が1/4 T、ヘッド3が1/8のような設定です。
TAPE
音色が変わります。NEWかOLDがおすすめです。
BASS・TREBLE
低音または高音の量を調整する設定です。もこもこする場合はBASSを下げ、破擦音が気になる場合はTREBLEを下げてください。
INTENSITY
フィードバック(ディレイの繰り返し)の量の設定です。10~40%くらいを目安にお好みで決めてください。
HQ・OVERSAMPLE
CPUに余裕があればONにしてください。
DECAY(減衰)・REVERB VOLUME
リバーブはなくてもOKです。エコーをぼかしたい場合は少し加えてください。
WOW/FLUTTER
ピッチや音量のゆらぎの設定です。0~20%程度を目安にお好みで決めてください。0%でもいいと思います。
ECHO VOLUME
エコーの音量の設定です。センド量で調整するのでいじる必要はありません。INPUT VOLUME・OUTPUT VOLUMEも同様です。
LIMITER
お好みで。そこまで大きな違いはありません。
EQ→REVERB
TAPEのLOW CUT・HI CUTをREVERBにも適用させたい場合ONにします。
NOISE・ENVELOPE
ぞれぞれ0%・OFFにしてください。
PREAMP
お好みで。そこまで大きな違いはありません。
STEREO DELAY
STEREOをOFFにしているので関係ないです。
NOISE TONE
ノイズをOFFにしているので関係ないです。
TAPE
デフォルトでよいです。
MORE
デフォルトでよいです。
ちょっと設定項目が多くて紛らわしいですが、いじらなくていい部分が結構あります。
おすすめポイント
リバーブでは行き届かない、空間を埋めてくれるようなテープエコーです。
他のメーカーにはない味を持っているので、曲によってはかなり使えるエコーだと思います!
今なら、5000円弱で買えるのでテープエコーを持っていない方は買いだと思います…!!
購入はこちらから → Outer Space
では、また…!!
Comments