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執筆者の写真やっち

歌ってみたのmixに使えるプラグインレビュー AudioThing 『Outer Space』(テープエコー)

更新日:7月11日

AudioThing 『Outer Space』 36%OFF ¥7,506→セール価格¥4,787


お久しぶりの、プラグインのレビューです!


今回はAudioThingのテープエコー 『Outer Space』についてです。


AudioThingの製品を使うのは実は初めてなのですが、テープエコーが気になったので使ってみました。

このプラグインはテープエコーの名機「Roland RE-201 Space Echo」をモデリングしています。


RE-201をモデリングしているテープエコーは他にもあります。

例えば、UAD-2の『Galaxy Tape Echo』やArturiaの『Delay TAPE-201』です。


その中でもコストパフォーマンスが1番良くおすすめのプラグインです。



ボーカルmixでのおすすめ設定

テープエコーの使い方は以前、Wavesfactory『Echo Cat』で説明しています。

動画でまとめているので、まずはこちらをご覧ください。


このEcho Catと基本的な設定は同じです。重要な設定だけ赤文字で書きます。それ以外はデフォルトで良いので黒字にしておきます。


SEND・WETONLY・STERO

それぞれECHO・ON・OFFに設定してください。



HEAD1~3

それぞれPANを中央、R100%、L100%にしてください。


MODE SELECTOR

どのヘッドを鳴らすかの設定です。11に設定します。

ヘッド1~3とリバーブが鳴る設定です。




REPEAT RATE(SYNCをONにしていじらない)

遅延の長さの設定です。各ヘッドの設定を個別に設定するので、REPEAT RATEのつまみはいじらないでください。SYNCをONにしてヘッド1・ヘッド2・ヘッド3が一つずつ早くなる設定にしておきましょう。例えば、ヘッド1が1/8 D、ヘッド2が1/4 T、ヘッド3が1/8のような設定です。



TAPE

音色が変わります。NEWかOLDがおすすめです。


BASS・TREBLE

低音または高音の量を調整する設定です。もこもこする場合はBASSを下げ、破擦音が気になる場合はTREBLEを下げてください。


INTENSITY

フィードバック(ディレイの繰り返し)の量の設定です。10~40%くらいを目安にお好みで決めてください。


HQ・OVERSAMPLE

CPUに余裕があればONにしてください。


DECAY(減衰)・REVERB VOLUME

リバーブはなくてもOKです。エコーをぼかしたい場合は少し加えてください。


WOW/FLUTTER

ピッチや音量のゆらぎの設定です。0~20%程度を目安にお好みで決めてください。0%でもいいと思います。


ECHO VOLUME

エコーの音量の設定です。センド量で調整するのでいじる必要はありません。INPUT VOLUME・OUTPUT VOLUMEも同様です。


LIMITER

お好みで。そこまで大きな違いはありません。


EQ→REVERB

TAPEのLOW CUT・HI CUTをREVERBにも適用させたい場合ONにします。


NOISE・ENVELOPE

ぞれぞれ0%・OFFにしてください。


PREAMP

お好みで。そこまで大きな違いはありません。


STEREO DELAY

STEREOをOFFにしているので関係ないです。


NOISE TONE

ノイズをOFFにしているので関係ないです。


TAPE

デフォルトでよいです。


MORE

デフォルトでよいです。


ちょっと設定項目が多くて紛らわしいですが、いじらなくていい部分が結構あります。


おすすめポイント

リバーブでは行き届かない、空間を埋めてくれるようなテープエコーです。

他のメーカーにはない味を持っているので、曲によってはかなり使えるエコーだと思います!


今なら、5000円弱で買えるのでテープエコーを持っていない方は買いだと思います…!!


購入はこちらから → Outer Space



では、また…!!

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