おすすめ機材&プラグイン
【DAW】
mixをするための作業場となるソフトです。DAWに音源を取り込み、様々なエフェクトを掛けてmixを行います。私の解説動画ではCubaseを使っていますので、DAWの操作方法に不安がある方はCubaseを使ってただくと、スムーズに学べるかと思います。
Cubaseには3つのグレード(Elements、Artist、Pro)と2つのお試し版(AI、LE)があります。Cubase Artistには補正ソフトVariAudioが付属しており、歌ってみたに使う機能が過不足なく揃っているのでオススメです。
(Cubase Artist、Proをご利用になる場合は別途eLicenserの購入が必要でしたが、Cubase12から不要になりました)
※ 詳細は導入編の解説動画をご覧ください。
・Cubase Pro
・Cubase Artist
・Cubase Elements
・eLicenser
【オーディオインターフェース】
PCとマイクやヘッドホンを接続するための機材です。オーディオインターフェースを利用することで音質の向上したり、遅延が解消されたりします。わずかな変化もしっかり聴き取れるようにオーディオインターフェースを利用しましょう。
解説動画にはCubaseを使用していますので、Cubase AIが付属するオーディオインターフェースがオススメです。Cubase AIからEssentialやArtist、Proへアップグレードすると新規購入するよりも安くなります。
Cubase AIが付属するのは、CubaseのメーカーであるSteinbergが販売しているUR12やUR22mkⅡです。UR22mkⅡの方が入出力端子の数が多いですが、歌ってみただけの為であればUR12で十分です。
・UR12(Cubase AI付属)
・UR22mkⅡ(Cubase AI付属)
オーディオインターフェースにもこだわりたいという方は、「SSL2」・RME「Babyface Pro FS」・AUDIENT 「iD14mkII」・UNIVERSAL AUDIO「VOLT 1」・ANTELOPE AUDIO「Discrete 4 Synergy Core」もオススメです。ただし、オーディオインターフェースによる音質の変化はマイクやヘッドフォンよりも大きくはないので、優先度はそこまで高くはありません。
・SSL2
・RME「Baby face Pro FS」
・AUDIENT「iD14mkII」
・UNIVERSAL AUDIO「VOLT 1」
・ANTELOPE AUDIO「Discrete 4 Synergy Core」
【モニターヘッドホン】
いわゆるmix用のヘッドホンが必要です。ここで紹介するSONYのMDR-900STは定番中の定番です。
個人的見解ですが、モニターヘッドホンに求められるのは性能の良し悪しよりも、どれだけ多くの人が使っているか。つまり、音の基準になっているかどうかが大事です。
もちろん、定番になっているだけあって音質や性能も間違いありません。
また、私と同じ環境で作業していただいたほうが後々アドバイスもしやすくなります。
・SONY「MDR-CD900ST」(超定番)
他の選択肢としては、YAMAHA「HPH-MT8」もオススメです。フラットな音でプロの方からも定評があります。MDR-900STの方が音が近くボーカルの質感の変化が聞き取りやすいので、MDR-900STで細かな調整を行い、マスタリングや音量感の調整にHPH-MT8を使うというのがオススメの使い方です。
・YAMAHA「HPH-MT8」
少し価格は上がりますが、JVC「HA-MX100V」がイチオシのヘッドフォンです。私は10年近くMDR-CD900STを好んで使用しておりましたが、最近はHA-MX100Vしかほとんど使っていません。というのも、HA-MX100VはMDR-CD900STの解像度が更に良くなった音がするからです。MDR-CD900STの音が好きな人は是非HA-MX100Vを試してみて下さい。きっとMDR-CD900STには戻れなくなると思います。
・JVC「HA-MX100V」
【ピッチ・リズム補正ソフト】
クオリティー向上のためにピッチやリズムの補正作業は必須です。
Melodyneは補正用のソフトの中で最も操作性が優れています。補正は非常に時間のかかる作業ですので操作性が特に重要になってきます。
最上位のStudioでないと複数トラックの同時編集ができないため、出来ればStudioが欲しいところではありますが、予算に余裕がなければまずはAssistantから始めて下さい。うまくセールを利用できればAssistantからStudioへ安くアップグレードできます。
※ 詳しくは補正編の解説動画をご覧ください。
・Melodyne Studio
・Melodyne Assistant
・Melodyne Essential
【VSTプラグイン】
DAWの標準エフェクトでもMIXはできますが、有料のVSTプラグインのほうが扱いやすく音質も優れています。ですので、解説動画では有料のVSTプラグインを利用します。
有料ではありますが、デモ版であれば一定期間は無料で使えますので、まずは無料で試してみて下さい。解説動画ではデモ版のインストール方法から説明しています。
※ 詳しくは本編の解説動画をご覧ください。
※ セール情報はTwitterで発信します。
※ 解説動画はここで紹介しているプラグインを使用しています。スムーズに学びたい方は、全てのプラグインを揃えることをオススメします。
・Waves Platinum(54種類以上のプラグイン)
・Waves J37(単品購入)
・Vertigo VSC-2(単品購入)
・Pro-Q3(単品購入)
【リフレクションフィルター】
宅録での音質は以下のような順で影響します。
反響音の有無 >>> IFの有無 > マイクの性能 > IFの性能
なので、まずは反響音対策にお金をかけるのが得策です。
リフレクションフィルターはSE ELECTRONICSの製品が優れています。反響音の低減はもちろんのこと、音質の変化がほとんどありません。Proをおすすめしますが、予算が厳しい方はRF-Xでも十分効果があります。
※ 詳しくは導入編の解説動画をご覧ください。
・Reflexion Filter Pro